日時
2022年9月30日(金)09:25 - 10月1日(土)18:00 (JST)

近代から今日へと続く医学の進歩は、数学や物理学といった基礎科学の発展と切り離すことができません。京都大学と理化学研究所は2017年に、理研-京大数理科学研究拠点(SUURI-COOL Kyoto)を数理創造プログラム(iTHEMS)のイニシアチブのもとスタートさせました。その後2018年には京都大学高等研究院に医学と物理学連携のハブとなる、医学物理・医工計測グローバル拠点(CiMPhy)が設立されました。

ハイデルベルク大学(独)と京大CiMPhyにおいて臨床医学と物理科学の連携を推進している田中求教授、理研iTHEMSの初田哲男プログラムディレクター、そして京都大学SUURI-COOL Kyoto責任者である坂上貴之教授が協力して、2019年に第一回目の「京大ーハイデルベルク大ー理研ワークショップ『医学と数理』」をスタートさせ、2020年にはコロナ禍のため第二回目の研究会をオンラインで開催しました。さいわい、臨床医学と数物科学の第一線の研究者がそれぞれ最新の成果を報告し、多くの参加者と活発な議論を行う事ができました。

そこでiTHEMS/東北大学AIMRの水藤寛教授を世話人として新たに迎え、第三回目の『医学と数理』研究会をハイブリッド形式で開催します。オンサイト会場は京都大学・益川ホール(北部総合教育研究棟内)です。今回は、若手の研究者から今後へつながる新たな研究シーズを紹介いただく枠を新たに設け、また30日午後には医学と数理をつなぐ融合教育を推進しているハイデルベルク大学の研究者にも講演をお願いしています(このセッションのみ英語開催です)。

新たな学術領域の可能性について、皆さんとオンサイトまたはオンラインで意見交換できることを世話人一同心より楽しみにしております。

詳細および参加登録は、関連リンクをご覧ください。

共催:
京都大学高等研究院(KUIAS) 医学物理・医工計測グローバル拠点
理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)
京都大学大学院理学研究科 附属サイエンス連携探索センター(SACRA)

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