Date
August 22 (Sat) at 13:00 - 15:30, 2020 (JST)
Speakers
  • Tetsuo Hatsuda (Program Director, iTHEMS)
  • Yoshinori Ohsumi (Cell Biology Center, Institute of Innovative Research, Tokyo Institute of Technology)
  • Sayaka Oki (Graduate School of Economics, Department of Socio-Economic System, Nagoya University)
Venue
  • via Zoom
Language
Japanese

学問の世界で大切なのは、研究者の「なぜ」「不思議だな」という好奇心です。研究者は自らの好奇心をもとに想像力を膨らませ、さまざまな仮説を立て、それを実験、観測、調査で検証し、最終的には理論的に体系づけていきます。このような基礎研究で得られた知識は、私たちの生活に直接「役に立つ」ものではありません。しかし、5年、10年といった期間ではなく、100年、1000年単位で考えると、基礎研究は確実に世の中の役に立ち、私たちはその恩恵にあずかっています。

現在、国内外の大学や研究機関には、企業の経営戦略からきている「選択と集中」の考えが入ってきており、好奇心に基づいた研究を進めることが難しくなっています。令和時代において、私たちはどのように基礎研究を継続させていくことができるのでしょうか。今回のイベントでは、各分野で活躍する3名の研究者にお越しいただき、登壇者の一人でもある初田哲男氏監訳の書籍タイトル『「役に立たない」科学が役に立つ』をテーマとした議論を進めていきます。

13:00-13:05 Opening
13:05-14:05 Topics
14:10-15:20 Panel Discussion
15:20-15:30 Summary

Capacity: 1,000 people
Participation fee: Free of charge
Target audience: everyone is welcome to attend
Organized by iTHEMS and Academist

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