理化学研究所(理研)数理創造プログラムのマリア・ダイノッティ上級研究員、長瀧重博副プログラムディレクターらの国際共同研究グループは、「キロノバと同時発生するガンマ線バースト(GRB)」が宇宙の距離を測る「標準光源」として有効であることを発見しました。

本研究成果は、GRBを用いた宇宙論を開拓する可能性を示しており、今後、GRBを用いて宇宙のダークエネルギーやダークマターのエネルギー密度の推定が可能になると期待できます。

Reference

  1. M. G. Dainotti, A. Ł. Lenart, G. Sarracino, S. Nagataki, S. Capozziello, and N. Fraija, The X-Ray Fundamental Plane of the Platinum Sample, the Kilonovae, and the SNe Ib/c Associated with GRBs, The Astrophysical Journal 904, 97 (2020), doi: 10.3847/1538-4357/abbe8a

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