タンパク質凝集のコード解読 -アミノ酸配列からタンパク質分子の集まりやすさを予測する-
2024-07-24
プレスリリース
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 生体非平衡物理学理研白眉研究チームの足立 景亮 研究員(数理創造プログラム 研究員)、川口 喬吾 理研白眉研究チームリーダー(開拓研究本部 川口生体非平衡物理学理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー、東京大学 大学院理学系研究科附属 知の物理学研究センター 准教授)の研究チームは、タンパク質分子の集まりやすさやタンパク質凝集体の混ざりやすさを、アミノ酸配列に基づいて予測する理論を提案しました。
本研究成果は、膜を持たない細胞小器官の形成機構の解明に貢献し、将来的には、タンパク質のアミノ酸変異が細胞機能に与える影響を予測する理論に発展していくと期待されます。
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Reference
- Kyosuke Adachi and Kyogo Kawaguchi, Predicting Heteropolymer Interactions: Demixing and Hypermixing of Disordered Protein Sequences, Phys. Rev. X 14, 031011 (2024), doi: 10.1103/PhysRevX.14.031011