京都大学 白眉センター 特定助教/iTHEMS 客員研究員の Lucy Olivia McNeill さんを中心とする研究チームは、短周期連星系にある白色矮星(星の燃焼を終えた超高密度天体)が、強い潮汐力によって理論予測よりも高温・膨張していることを明らかにしました。

この「潮汐加熱」により、白色矮星は通常の約2倍に膨らみ、表面温度が1〜3万Kに達することが示されました。その結果、質量移転が始まる軌道周期は従来の予想よりも最大3倍長くなる可能性があるとされています。

本研究は、白色矮星の進化やIa型超新星の起源理解の深化に寄与する成果として注目されています。

詳細は、関連リンクより京都大学のプレスリリースページをご覧ください。

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