九州大学 高等研究院の楠亀 裕哉 准教授(理化学研究所 数理創造プログラム 客員研究員)、カリフォルニア工科大学 教授を兼ねる東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構の大栗 博司 教授、テキサス大学のAndreas Karch 教授、Hao-Yu Sun 研究員、Mianqi Wang 大学院生らの研究グループは、2次元の共形場の量子論について、エネルギー透過率、情報量透過率、そして場の量子論のヒルベルト空間の大きさの指標(正確には、高エネルギーでの状態数の増加率)の3つの量の間に、(エネルギー透過率)≤(情報量透過率)≤(ヒルベルト空間の大きさの指標)という明解な不等式が成り立つことを示しました。

詳細は下記関連リンクより、九州大学のウェブサイトをご覧ください。

Reference

  1. Andreas Karch, Yuya Kusuki, Hirosi Ooguri, Hao-Yu Sun, and Mianqi Wang, Universal Bound on Effective Central Charge and Its Saturation, Phys. Rev. Lett. 133, 091604 (2024), doi: 10.1103/PhysRevLett.133.091604

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