研究分野
低次元トポロジー、結び目理論
着任履歴
2022/04/01 - 2025/03/31理化学研究所 数理創造プログラム (iTHEMS) 基礎科学特別研究員
2025/04/01 - 理化学研究所 数理創造研究センター (iTHEMS) 数理展開部門 数学応用研究チーム 研究員
関連ウェブサイト
佐野 岳人の個人ウェブサイト

自己紹介

私は2025年より、iTHEMSの数理応用研究チームにて研究員として勤務しており、低次元トポロジーと結び目理論を専門としています。2022年には、東京大学大学院数理科学研究科にて博士号(数理科学)を取得しました。大学院進学前は、2007年から2016年まで、日本のソフトウェア業界でソフトウェアエンジニアとして働いていました。

研究者としてのキャリアの初期から、私はKhovanovホモロジー理論に注目して研究を進めてきました。これは、2000年に M. Khovanov によって Jones 多項式の「圏化」(categorification)として導入されたものです。圏化とは、数値的不変量を(代数的な)圏へ持ち上げることで、対象のより深い構造や、数値レベルでは見えなかった他の対象との関係性を明らかにする手法です。

Khovanov ホモロジーの大きな特徴の一つは、その定義が組合せ論的であるため、アルゴリズムによる計算が可能であるという点です。私は、低次元トポロジーの研究にコンピュータ計算の手法を取り入れることで、結び目や低次元多様体の理解を深め、特に4次元多様体の謎に迫ることを目指しています。

関連イベント

iTHEMS × academist オンラインイベント「数理で読み解く科学の世界 2024」

2024年4月21日(日) 10:00 - 15:30 特別講演会

Khovanov homology theory - an introduction to categorification

2022年5月13日(金) 14:00 - 16:30 セミナー iTHEMS数学セミナー

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